コロナ６人新規感染　複数確認は38日ぶり

和歌山県は４、５日の２日間で、県内の１０～７０代の６人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも症状は安定しており、ウイルスの株は検査中。県内の感染者は累計５３１０人となった。

４日の新規感染者は２０代の女子大学生と岩出保健所管内の５０代男性。女性は京都府から県内に帰省し、男性は旅行で東京に出掛けていた。複数の感染者が確認されたのは昨年１１月２７日以来、３８日ぶりとなった。

５日の感染者のうち海南保健所管内の１０代２人は、４日に感染が確認された女子大学生の親族で、接触者としての検査で陽性が判明した。

橋本保健所管内の女子中学生は、参加した大阪府内のスポーツ大会で陽性者が出たとの連絡を受けた。新宮保健所管内の７０代女性は、年末に帰省していた家族が発症したため、検査を受けた。