水管橋復旧に19億円 和歌山市企業局が補正

和歌山市の紀の川に架かる六十谷水管橋が昨年10月に崩落して市北部地域が断水した件について、市企業局は、2月定例市議会に提案する本年度補正予算案に本復旧工事費として約19億3900万円を計上する。

費用の内訳として、国が約4億7800万円を負担。残りは、市企業局が返済する市債や、市が一般財源から繰り出した出資金などでまかなう。市北部地域への送水は現在、通行止めの六十谷橋に送水管を敷設した仮復旧で対応している。

また、2022年度当初予算案での公営企業会計は2・8%減の380億5256万円となった。

特別会計は、国民健康保険事業や介護保険事業など14会計合わせて3・9%増の1010億4268万円。