魂の野球で8強へ 和歌山東にセンバツ旗

第94回選抜高校野球大会に出場する和歌山東高校のセンバツ旗授与式が24日、和歌山市森小手穂の同校会議室で行われた。

会場ではユニフォーム姿の選手が着席。センバツ旗は毎日新聞社の勝野俊一郎和歌山支局長から市川貴英校長に託され、市川校長から、此上平羅(このうえたいら)主将(2年)に手渡された。

勝野支局長は、「私も試合を見に行きましたが、一戦ごとに強くなり勝っていく姿が大変頼もしく思えた」とあいさつ。

県高野連の中村憲司会長は、「県に優勝旗を持ち帰ってほしい。県民の代表として頑張ってください」と激励した。

市川校長は、「身の引き締まる思い。大会本番に向けて学校として全力で取り組む」と謝辞を述べた。

野球部の米原寿秀監督(47)は、「甲子園では近畿、県の代表として大暴れしたい」と抱負を語り、此上主将は、「魂の野球というチームのモットーを甲子園でもチーム全員で披露して、ベスト8に進みたい」と力強く誓った。

センバツ旗を手にする此上主将

センバツ旗を手にする此上主将