和東、市高センバツ応援展 スポーツ伝承館

和歌山市本町の「わかやまスポーツ伝承館」(フォルテワジマ3階)は、18日に開幕する第94回選抜高校野球大会に出場する和歌山東と市和歌山の県内2校を応援しようと、両校のユニフォームと応援ポスターを展示している。

両校の選手が着用しているものと同じデザインのユニフォームを見ることができ、両校野球部の歴史、プロ野球選手になった卒業生、過去の成績なども紹介している。

同館はこれまで、県内高校球児の活躍を伝える展示を何度も企画している。昨年夏の第103回全国高校野球選手権大会で智弁和歌山が優勝した際は、新型コロナウイルス感染拡大を受けて特別展の開催を一度は見送ったが、残念がる来場者の声に押され、開催に踏み切った経緯がある。

今回の和歌山東、市和歌山の応援展示の開催期間は未定だが、両校が大会で勝ち進む限りは続けるとしている。

市和歌山(当時は市和歌山商業)の卒業生である江川哲二館長(58)は「両校どちらも決勝まで進んだら、ぜひ特別展を開きたい」と活躍に期待を寄せている。

午前10時から午後7時(最終入館は6時半)まで。問い合わせは同館(℡073・423・2215)。

2校の応援展示の前で江川館長

2校の応援展示の前で江川館長