赤十字の活動知って 駅前で啓発、募金活動

5月の「赤十字運動月間」(1~31日)に合わせ、赤十字事業への理解を深めてもらおうと、日本赤十字社和歌山県支部は9日、和歌山市のJR和歌山駅西口で街頭募金活動を行った。

赤十字社の創設者アンリー・デュナンの誕生日が5月8日で、日本赤十字社の前身「博愛社」の設立日が5月1日であることにちなみ実施。「赤十字会員増強運動」を全国で展開し、赤十字事業への理解と寄付を呼び掛ける。同月間中に集まった寄付は、災害救護活動や医療事業など日本赤十字社の活動に充てられるという。

この日は、同支部職員、駅近隣の大新地区と宮北地区の赤十字奉仕団のメンバー計15人が活動。通勤の時間帯に合わせ、日本赤十字社の事業内容が書かれたポケットティシュを配り、募金を呼び掛けた。新型コロナウイルス感染症の影響を受け、同月間中の同駅での活動は3年ぶり。

同支部の宮本浩之事務局長(60)は「この機会を大切に、たくさんの人に赤十字の活動を広く知っていただきたい」と話していた。

同月間中、日本赤十字社県内各地区分区では募金活動の他、清掃を行うクリーンキャンペーン活動なども展開する予定。

募金を呼び掛ける赤十字奉仕団メンバー㊧

募金を呼び掛ける赤十字奉仕団メンバー㊧