和歌山の「いま」生放送 J:COMが新番組

泉州・和歌山エリアのコミュニティーチャンネルJ:COMは9日、生放送で地域の情報を伝える番組「LIVEニュース」を開始した。毎週月曜日から金曜日の午前11時から25分間、番組MCの岡山瞳さんら4人がスタジオを飛び出して放送エリア内の各地から情報を届ける。

毎週木曜日は、和歌山エリア(和歌山市、海南市、岩出市、紀の川市貴志川町)から中継を行う。初回の12日には、和歌山市役所前の広場で尾花正啓市長が生出演。「市の観光イベント情報もどんどん発信してほしい」と番組に期待を寄せた。

創始400年の節目となる紀州東照宮の例祭「和歌祭」が15日に開かれるのを前に、尾花市長は和歌山城周辺である「渡御(とぎょ)行列」を紹介。俳優の松平健さんが白馬に乗り、本町フォルテワジマ前から市役所前まで40人を率いて大名行列を披露する予定で「城前広場からも観覧できる」とアピールした。

ことしは紀州東照宮の108段の石段を神輿(みこし)を担いで駆け下りる例年の「神輿おろし」の後、「神輿わたり」として和歌山大学や和歌山工業高校の学生も和歌山城まで担いで運ぶ。和歌祭四百年式年大祭の保井元吾顧問も出演し「次の世代への継承になれば」と話した。

 

生出演し和歌祭をPRする尾花市長