レジ袋収益金寄付 オークワが県環境基金へ

和歌山市中島に本社を置く、スーパー大手のオークワは19日、県の環境保全に役立ててほしいと「県地域環境保全基金」に480万円を寄付した。

今回寄付したのは、2020年度から21年度の有料レジ袋の収益金。同社はプラスチックゴミ削減を目指し、20年7月から全店舗でレジ袋の有料化に取り組んでいる。

19日贈呈式が県庁で開かれ、同社の小西淳上席執行役員が「和歌山の環境保全に役立てていただければ」とあいさつ。県環境生活部の生駒享部長に目録を贈った。

「県地域環境保全基金」は1990年に設置。寄付金は、環境保全に関する知識の普及啓発事業に充てられるという。

同社はこの他、奈良や大阪など店舗所在地の各自治体の基金などにも寄付を予定。今回分を含む計1620万円が環境保全に活用される。

目録を手に、オークワの小西上席執行役員㊧と県環境生活部の生駒部長(県提供)

目録を手に、オークワの小西上席執行役員㊧と県環境生活部の生駒部長(県提供)