風丸と和歌 ふうの丘子ヤギの名前決まる

紀ノ川農業協同組合が運営するファーマーズマーケット「紀ノ川ふうの丘」(和歌山県紀の川市平野)が公募していた2匹の雄の子ヤギの名前が決まった。応募総数230件の中から、ブチは「風丸(かぜまる)」、白は「和歌」と命名された。

2匹の子ヤギは5月30日に大阪府のワールド牧場からやって来た。マーケットの駐車場横の飼育エリアでおいしそうに草をはむその姿に訪れた人も足を止めてカメラを構えるなど、すでに人気者になっている。

名前は、同農協とソーシャルファームもぎたての代表、中原力哉さんらが中心となり、2匹の名前をホームページで募集。5日に応募を締め切り、同農協交流委員会が選考して決めた。

16日には、風丸の名付け親で和歌山市の中学1年生、梅田実花さん(12)が同所を訪れ、風丸と初対面。梅田さんは風丸が餌を食べる様子にほほ笑み、散歩を楽しんでいた。

梅田さんはブチの子ヤギの写真を見てすぐに名前が浮かんだといい、ふうの丘の「風」と親しみやすい「丸」を組み合わせたとのことで、「やっぱり、風丸でピッタリ」とうれしそうだった。

同農協の岡豊章理事は「親しみやすく呼びやすい名前。子どもたちが『風丸』と呼んでいる姿が浮かんだ。今後みんなで触れ合えるイベントも計画できれば」と話した。

和歌の名付け親との対面も後日、同所で予定されている。

風丸と散歩を楽しむ梅田さん㊧ら

風丸と散歩を楽しむ梅田さん㊧ら

 

仲良く過ごす風丸㊨と和歌

仲良く過ごす風丸㊨と和歌