小学校でクラスター 新規連続前週より増

和歌山県が1日に発表した県内の新型コロナウイルス新規感染者は188人で、前週の同じ金曜に比べて115人増え、前週比の増加は11日連続となった。新規クラスター(感染者集団)は和歌山市の小学校など2件を認定した。

188人の保健所管内別内訳は、和歌山市120人、海南2人、岩出22人、橋本10人、湯浅2人、御坊2人、田辺10人、新宮20人。

411例目のクラスターは和歌山市の小学校で、児童7人と職員1人が感染。412例目は田辺管内の官公庁で、職員6人の感染が確認された。6月30日に発表された同市の運動クラブのクラスターは12人増え、計18人となった。

直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、県全体が前日比12・5人増の102・2人で、11日連続で増加した。

県内の感染者は累計4万4855人。入院者数は83人、重症者は県基準で2人、国基準の該当者はなく、肺炎患者は5人。病床使用率は16・2%。自宅やホテルでの療養者は828人。