週末の新規感染816人 前週比で20日連続増

和歌山県が9、10日の週末に発表した新型コロナウイルスの新規感染者は816人で、前週の同じ土・日曜に比べ408人増加し、前週比の増加は20日連続となった。新たなクラスター(感染者集団)の認定は7件だった。

9日の新規感染者402人の保健所管内別内訳は、和歌山市199人、海南18人、岩出60人、橋本21人、湯浅16人、御坊37人、田辺34人、新宮17人。

10日の新規感染者414人の保健所管内別内訳は、和歌山市212人、海南19人、岩出48人、橋本20人、湯浅13人、御坊43人、田辺34人、新宮25人。

新規クラスターの場所と感染者数は、434例目が田辺管内の保育所で6人、435例目が田辺管内の運動クラブで6人、436例目が和歌山市のこども園で6人、437例目が岩出管内の病院で6人、438例目が田辺管内の事業所で7人、439例目が和歌山市の高校で7人、440例目は県内の特別支援学校で9人だった。

直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、10日時点の県全体が前日比21・1人増の244・8人で、20日連続で増加した。

県内の感染者は累計4万7524人。入院者数は196人、重症者は県基準で16人、国基準の該当者はなく、肺炎患者は24人。病床使用率は38・4%、自宅やホテルでの療養者は1855人。