ウクライナから避難受け入れ 和歌山市支援
和歌山市は27日、ロシアの軍事侵攻が続くウクライナから避難民の30代女性1人を受け入れたと発表した。
市によると、女性は5月末に来日。本人の「都会過ぎず、田舎過ぎず、静かに暮らしたい」などの希望を考慮し、国で調整の上、市での受け入れが決まった。
市は、住居として市営住宅を提供し、使用料や共益費、光熱水費などを全額免除する他、生活支援の一時金30万円を支給し、英語またはウクライナ語の通訳などの支援を行う。
ウクライナ出身で市在住の西畑オリガさんが、女性の生活支援ボランティアとして、通訳、生活習慣や地域の案内、サポートなどをすることになる。
女性は市内での就労を希望しており、市は雇用できる市内の企業、団体を募集している。問い合わせは産業政策課(℡073・435・1040)。