クラスター49日ぶりゼロ 週末感染1302人
和歌山県が10、11日の週末に発表した新型コロナウイルスの新規感染者は1302人(うち見なし陽性27人)で、前週の同じ土・日曜に比べ465人減った。新たなクラスター(感染者集団)は、10日は3件を認定したが、11日は7月24日以来49日ぶりのゼロとなった。
10日の新規感染者520人(うち見なし陽性10人)の保健所管内別内訳は、和歌山市239人、海南32人、岩出59人、橋本43人、湯浅27人、御坊24人、田辺71人、新宮24人、県外1人。
11日の新規感染者782人(同17人)の保健所管内別内訳は、和歌山市318人、海南34人、岩出108人、橋本89人、湯浅26人、御坊33人、田辺126人、新宮48人。
新規クラスターの場所と感染者数は、650例目が御坊管内の保育所で15人、651例目は橋本管内の高校で8人、652例目は田辺管内の官公庁で9人だった。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、11日時点の県全体が前日比3・4人減の569・5人で、18日連続で減少した。
県内の感染者は累計12万5129人。入院者数は232人、重症者は県基準で53人、国基準の該当者は4人、肺炎患者は79人。病床使用率は42・6%。自宅やホテルでの療養者は3926人。