全国優勝の喜び報告 少年野球の西脇八幡台
全国最大規模の男子学童軟式野球の頂点を決める「第44回全日本都市対抗少年野球スポーツデポ淡路島大会」(8月14~16日、兵庫県立淡路佐野運動公園野球場)で優勝した西脇八幡台少年野球クラブのメンバーらが28日、和歌山市役所に尾花正啓市長を訪ね、優勝を報告した。
同大会には各都道府県や都市の代表として42チームが出場した。西脇八幡台は、今大会の準々決勝で、9―2の5回コールド勝ち。準決勝でも12―5と大勝し、勢いそのままに決勝は7―2と勝利し、初優勝に輝いた。
訪れたのは選手11人と指導者、父兄ら。決勝の終盤で捕手を務めた里中獅堂主将は、「ウイニングボールを捕ることができたので最高の思い出です」と話し、会場から拍手が送られた。
決勝の最終回に最後の打者を空振り三振に仕留めた河村遥士選手は、「最後は外角高めの直球を振らせることができた」と笑顔を見せた。
沼道訓和監督(38)は、「1月の長曽根ストロングス主催の交流戦では上位に入れず、全国大会の高い壁を思い知った」とし、「選手たちは厳しい冬の練習を乗り越え、試合を重ねるごとに成長してくれた」と喜んだ。
尾花市長は「全国優勝と聞いて、とても驚いた。今後も選手の育成に期待しています」とたたえ、メンバーに記念品を贈った。
西脇八幡台の優勝メンバーは次の皆さん。
【西脇八幡台少年野球クラブ】
監督=沼道訓和◇コーチ=河村岳樹◇選手=里中獅堂、河村遥士、若林賢亮、橋本海幸、飯盛令也(以上西脇小6年)、中原聖悟(八幡台小5年)、森悠翔、西郷陽、福岡壱心、前田杷久、中原圭進(以上八幡台小6年)◇和歌山市軟式野球連盟学童部長=田上英勝