情報漏えい相次ぎ 知事が研修など検討
9月28日から10月8日にかけ、和歌山県が相次いで5件の情報漏えい事案を発表したことを受け、仁坂吉伸知事は11日の定例記者会見で「県民に陳謝したい」と述べ、再発防止に努める考えを示した。
情報漏えいの内容は、メールの一斉送信時に、名前やアドレスが他の人に分かる状態になっていた誤送信が3件で、残りはファクスの誤送信、封書の誤発送。
仁坂知事は「不注意の結果、どういうことになるのか分かっていれば、やっちゃいけないと思うようになる」と述べ、IT機器の使用に慣れていない職員らに対し、知識を学ぶ研修を行うことなどを検討するとした。