アルテリーヴォが知事選啓発 選管が起用

和歌山県選挙管理委員会は、知事選(10日告示、27日投開票)の啓発イメージキャラクターに地元サッカークラブ「アルテリーヴォ和歌山」を起用し、8日に県庁でキックオフイベントを行った。

今回の知事選は、サッカーに注目が集まるワールドカップ・カタール大会(21日~)の最中に実施される。アルテリーヴォは今季、関西リーグ1部で優勝し、JFL(日本フットボールリーグ)昇格を懸けた全国地域チャンピオンズリーグ(11日~)に進出。地域に根差し、勢いに乗るチームを通して、特に若年層への投票啓発につなげるのが狙い。

選手たちは、「決める、和歌山。行こう!投票!!」のキャッチコピーが入った啓発ポスターや動画に登場し、投票を呼び掛ける。

キックオフイベントには主将の大北啓介選手、加藤健人選手、吉谷有司選手が出席。小濱孝夫県選管委員長は「若い選手が多く活動するアルテリーヴォの協力で、一人でも多くの有権者に投票してもらいたい」と期待を寄せた。

大北主将は「サッカーはシュートを打たないと試合が決まらない。選挙も投票に行く行動を大事にしてもらいたい。サポーターから一般の県民まで、どんどん啓発していけたら」と話した。

アルテリーヴォは、知事選と連動したチームグッズのプレゼント企画なども予定している。

 

知事選の投票をアピールする(左から)加藤選手、小濱委員長、大北主将、吉谷選手