慶風高にインターアクトクラブ 県内3校目
ロータリークラブが提唱する青少年の奉仕団体「インターアクトクラブ」が慶風高校(和歌山県紀美野町)に設立され、23日、和歌山市内で設立総会と認証状の伝達式が行われた。
インターアクトクラブは、12~18歳の中高生が地元での奉仕活動や海外の会員との交流を通じて視野を広げ、国際感覚を養うことを目的にしている。国際ロータリーが認証するもので、現在145の国に広がっている。
今回、和歌山アゼリアロータリークラブ(RC)の支援を受けて設立されることになった。県内では高野山高校、初芝橋本中・高校に続いて3校目。
式では、和歌山アゼリアRCの梅田千景会長が「インターアクトクラブが若い力を発揮できるように見守り、協力し、共に奉仕活動をしていきたい」と言葉を寄せ、国際ロータリー第2640地区の森本芳宣ガバナーが、慶風高校インターアクトクラブ会長の甲斐大樹さんに認定状を伝達した。
謝辞で、学校法人田原学園慶風高校の田原サヨ子理事長は「国内、海外のインターアクトクラブの皆さまと共にさまざまな奉仕活動をして、国際理解や親睦の輪を広げていきたい」、甲斐会長は「社会奉仕の精神と意欲を待って取り組み、自分自身の成長につなげていきたい」と決意を述べた。