県内感染者20万人超え 新型コロナ拡大続く
和歌山県が5日に発表した新型コロナウイルスの新規感染者は1900人で、前週の同じ木曜に比べ37人増え、累計20万人を超えた。新たに7人が死亡し、新規クラスター(感染者集団)10件が確認された。
亡くなったのは、和歌山市の90代女性2人、80代女性2人、70代男性、田辺保健所管内の90代女性、橋本管内の80代男性で、県内の死者は累計398人となった。
新規クラスターの発生場所と感染者数は、973~975例目が和歌山市の病院3カ所で、それぞれ11人、15人、24人。976例目は海南管内の特別養護老人ホームで5人、977例目は岩出管内の特別養護老人ホームで8人、978例目は和歌山市の有料老人ホームで30人、979例目は橋本管内の有料老人ホームで5人、980例目は田辺管内の通所介護事業所で8人、981例目は御坊管内の障害者支援施設で15人、982例目は田辺管内の障害者支援施設で13人だった。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、県全体が前日比4・0人増の987・5人。
県内の感染者は累計20万658人。入院者数は257人、重症者は県基準で61人、国基準の該当者は7人。肺炎患者は116人、病床使用率は71・6%となった。