和歌山市チームが優勝報告 ジュニア駅伝

第22回和歌山県市町村対抗ジュニア駅伝競走大会で優勝した和歌山市選手団の37人と監督、コーチ10人が17日、市役所を訪れ、選手団団長の尾花正啓市長に結果を報告した。

1区で5位だった同市は、4区で執行颯夏(しぎょう・そな)選手(西脇中2年)が岩出市を抜きトップに。5区で岩出市に再び首位の座を明け渡したが、6区の岩井優奈選手(中之島小6年)が不老橋付近で岩出市を抜き、8年ぶり6回目の優勝を果たした。

報告会では、チームを指揮した有功中学校の古谷直城監督が結果を報告。「いい成績を収めることができた。市長をはじめ教育委員会、保護者の方からのご声援に感謝を申し上げたい。今回の結果を次に引き継げるように、選手、スタッフ一同頑張っていきます」と述べた。

選手団の主将を務めた上野山凛さん(向陽中3年)は「一人ひとりが力を出し、自分の走りをすることで結果を出すことができた。走る前は緊張したが、思いもしなかった優勝ができてうれしい」と謝辞。

尾花市長は「オープン参加の選手も含め、それぞれのベストを出してくれた。市を代表して心からお礼を言いたい」とし、「ポスト・コロナに向けて、和歌山の未来のためにスポーツ、学業に励んでほしい」と激励した。

市長に優勝を報告した選手ら

市長に優勝を報告した選手ら

 

古谷監督㊧から優勝カップを受け取る尾花市長

古谷監督㊧から優勝カップを受け取る尾花市長