さようなら、わが母校 公立小学校で卒業式
和歌山市の市立小学校全50校で20日、卒業式が行われた。
松江小学校(杉本和弥校長)では、71人が中学生活への新たな希望を胸に抱き、慣れ親しんだ学びやを巣立った。
式では、杉本校長が卒業生一人ひとりに卒業証書を手渡し、「努力の先に明るい未来が待っている。すぐに諦めず努力して、壁をぶち破ってください」と式辞。卒業生が声を合わせる答辞「別れのことば」では、6年間を振り返り、感謝の気持ちを伝え、「私たちはそれぞれの夢に向かって今飛び出します。さようなら、わが母校、さようなら松江小学校」と全員で締めくくった。
保護者らは成長したわが子の姿に涙ぐみ、「言葉に表せないぐらい感動した」と話していた。