和歌山アゼリアRC 創立25周年式典

和歌山アゼリアロータリークラブ(RC、梅田千景会長)の創立25周年記念式典と祝賀会が25日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれ、市内8クラブの代表や友好クラブのメンバーら約90人が出席。25年の歩みを振り返りながら節目を祝った。

同クラブは1998年に、和歌山ロータリークラブをスポンサークラブとして創立。市内9番目のRCで、現在会員は30人。このうち11人が女性で、きめ細かな奉仕活動を展開している。

25周年記念事業として、コロナ禍で困窮するひとり親家族への支援を昨年10月に実施。米5㌔、インスタント麺や図書カードなど総額5000円相当を600世帯に支援した。また、同クラブの提唱により、青少年の奉仕団体「インターアクトクラブ」が慶風高校(紀美野町)に設立。昨年11月に設立総会と認証状の伝達式を行っている。

あいさつに立った梅田会長は、コロナ禍での3年間を振り返り、例会の休会や街頭募金の呼び掛け自粛など、さまざまな制限を受ける中でも、できる限りの活動を継続してきたとし「これからも会員が一つになり、同じ思いで活動を続けていきたい」と決意。来賓祝辞では岸本周平知事や尾花正啓市長らが、クラブの活動に敬意と感謝を示した。

記念事業の紹介では、同クラブの困窮家庭への支援に対し、尾花市長から梅田会長に感謝状が贈られた。

また、同クラブが創立時から支援する社会福祉法人日本ライトハウスに、盲導犬育成の支援金として30万円の寄贈を決め、梅田会長が同団体の田原恒二顧問に目録を贈呈した。

これまでの歩みを振り返る梅田会長

これまでの歩みを振り返る梅田会長