和歌山LCが献血呼びかけ 和大で学生ら協力
和歌山市の和歌山ライオンズクラブ(LC、片山博之会長)と日本赤十字社県赤十字血液センターは17日、同市栄谷の和歌山大学で献血への協力を呼びかけた。
主に同大学の学生や教員らが献血に協力。骨髄バンクドナーの登録も受け付けた。
同クラブは清掃や植樹などの地域貢献活動に取り組んでおり、今回も活動の一環として約10人が参加。協力者にアイスクリームを配った。
授業の合間で献血に協力した、教育学部2回生の木村匡佑(きょうすけ)さん(19)は「誰かの助けになればうれしい。献血に限らず、社会貢献活動に積極的に参加して、いろんな人と助け合えたらいい」、教育学部2回生の伊東太希さん(19)は「人の役に立ちたいという思いが強く、今後も積極的に参加したい。針を刺すので献血は怖いというイメージがあるかもしれないが、1回すると安心できるので、とりあえず協力してみてほしい」と話した。
同クラブの辻岡直樹MC・IT委員長は、今後もこれまでの社会貢献活動を続けたいとし「血液不足で困っているので、多くの方に参加してほしい。朝ご飯を食べないと、ご協力いただけないこともあるので、朝ご飯を食べてからきてください」と呼びかけた。
同センターは21日、同市中のイオンモール和歌山でも献血を実施する。ウェブ会員サービス、ラブラッドでの事前予約も受け付けている。
同センター献血推進課の田中淳史献血係長は、「献血で助かる命があるので、ぜひご協力をお願いします」と呼びかけた。