新2区候補に二階氏 県内衆院、石田氏比例へ
自民党和歌山県連は10日、代表役員会を和歌山市内のホテルで開き、新和歌山2区の候補者を現3区選出の二階俊博元幹事長とし、現2区選出の石田真敏元総務大臣が比例区に転出する方針を決めた。新1区は鶴保庸介元沖縄・北方担当大臣が参院から、くら替えすることが有力視されており、今週中にも決定する見通し。
県内の衆院小選挙区は、次期総選挙から現在の3を2に削減することが決まっており、新しい区割りは、新1区が和歌山、岩出、紀の川の3市、新2区が海南、橋本、有田、御坊、田辺、新宮各市と海草、伊都、有田、日高、西牟婁、東牟婁各郡となる。
10日の代表役員会には、県連の国会議員4人と県議ら県連幹部が出席。事前に行われていた国会議員4人の協議内容が説明され、二階氏と石田氏の処遇についてはこの日に決まったが、新1区については、区内の県議らの出席者が少なかったため、今週改めて会合を設けることになった。