千日詣でヘア＆メイク 和歌山高等美容専
shimpo華やかな姿で参拝者を魅了した乙姫や女官ら「龍宮乙姫龍灯献上行脚」の出演者のメイク、ヘアセットは和歌山高等美容専門学校（和歌山市小人町、亀井都紀子校長）の学生が担当した。
本番の９日正午ごろから、同校で１０人の出演者を迎えた生徒たちは、４時間ほどかけて入念に作業に取り組んだ。
同校教員の他、卒業生で美容室Ｍｅｒｒｙのスタイリスト・山下優子さん、行脚の振り付けや演出を手掛けた和歌山オリエンタルダンス協会代表理事のエヴァ香陽さんらのサポートを受け、夜の境内でしっかりと映えるヘア＆メイクを目指し、丁寧に仕上げていった。
出演者も「気持ちが高まってきます」などと学生と話しながら、真剣な中にも和やかな雰囲気で準備は進んだ。
２年生の鳥羽里佳さん（２５）は「日常のメイクと違い、すごく難しいが、美容師としていい経験になる。参加できて良かった」と笑顔で話していた。
