和歌山県人会世界大会 10月開催の参加募る
国内外の和歌山県人が一堂にふるさとに集う「第2回和歌山県人会世界大会」が10月5~8日に行われる。県は、8日午後4時から和歌山市小松原通の県民文化会館大ホールで開く記念式典・コンサートの一般参加者を9月8日まで募集している。
和歌山は、海外移住者数が全国6位の約3万3000人に達する有数の移民県であり、戦前・戦後を通じて、多くの県民がアメリカ、カナダ、オーストラリア、ブラジルなどに渡った歴史がある。
県人会世界大会は、和歌山にルーツを持つ人々の郷土への誇りを高め、県民との相互交流を促し、移民史に対する県民の理解を深める機会とするため、2019年11月に初めて開催された。
コロナ禍を経て4年ぶりの開催となる今回は、アルゼンチン、ブラジル、カナダ、メキシコ、パラグアイ、ペルー、アメリカ、オーストラリアの在外県人会から、前回(約280人)を上回る約500人が参加予定。国内の県人会からも約50人が参加する。
記念式典では、参加県人会の紹介、県人会代表のあいさつ、大会宣言などが行われる。記念コンサートには、由良町出身のシンガー・ソングライター・藪下将人さん、県内のよさこい合同チーム、星林高校吹奏楽部、和歌山商業高校吹奏楽部、和歌山児童合唱団が出演する。
一般参加者は約1000人を予定。参加希望者はホームページのフォームなどから申し込む。1回の応募で4人まで。応募多数の場合は抽選の上、入場券の発送(9月中旬)をもって発表とする。
問い合わせは㈱テレビ和歌山「第2回和歌山県人会世界大会係」(℡073・455・5721)。