がん検診推進を ケーエスケーと岩出市協定
医療機関や調剤薬局に医療用薬品の卸売りなどを行う、㈱ケーエスケー紀和営業部和歌山支店と岩出市は22日、がん検診の受診率向上などを目指す包括連携協定を締結した。
同社の県内市町村との協定は和歌山市、田辺市に続き3件目。岩出市のがん対策を目的とした協定は7社目となった。
今回の協定は、市民サービスの向上や地域活性化の推進などを目的とし、同社が取り引きを行う医療機関や調剤薬局への、チラシ配布や掲示などを通したがん検診の啓発などを予定している。
締結式は市役所で行われ、中芝正幸市長(80)と井筒裕次支店長(57)が協定書に署名した。
中芝市長は同社の社会貢献活動などに敬意を表し、「本市のがん対策を効果的に推進できますよう、ご支援ご協力を願う」などと話した。
井筒支店長は「地域の皆さまの、がん検診受診率向上、健康増進への一助となれるよう行動していく。岩出市の方々と、このような連携ができることは新たな財産」とあいさつ。「がんが原因で亡くなる人を減らし、健康なまちにしたい」と話した。