貴志少年剣道クラブ 能登半島へ義援金

能登半島地震の被災地を支援しようと、貴志少年剣道クラブは6日、義援金10万6133円を和歌山市に託した。

義援金は、同クラブが1月8日に県立体育館(同市中之島)で開いた「第47回新春少年剣道大会」でチームや個人から集められたもの。

預かり式は市役所で行われ、同クラブ指導者の小杉栄樹さんと5、6年生の部員9人らが訪れた。部員を代表し、藤戸台小学校6年の山本新之助さん(12)が尾花正啓市長に募金箱を手渡した。

山本さんは「(被災地のために)僕たちにできることを考えて募金活動をした」と言い、「(被災地で)剣道をしている子どもたちがまた早く剣道のできる日々を取り戻せるように役立ててほしい」と願った。

尾花市長は「皆さんの思いをしっかりと能登半島に届けようと思う」と話した。

託された義援金は、日本赤十字社県支部を通して被災地に届けられるという。

尾花市長(後列㊥)と貴志少年剣道クラブの皆さん(同クラブ提供)

尾花市長(後列㊥)と貴志少年剣道クラブの皆さん(同クラブ提供)