課題解決へ共同研究 松源と和大が連携協定
スーパーマーケットチェーンの㈱松源(和歌山市田屋、桑原太郎代表取締役社長)と和歌山大学(同市栄谷、本山貢学長)は2月28日、共同研究などを通して地域課題の解決や人材育成を図る包括連携協定を結んだ。
協定締結により、両者は顧客の購買傾向のデータ分析などを通して、販売戦略の共同研究などに取り組む。
締結式は同大学で行われ、桑原社長(44)と本山学長(62)が協定書に署名した。
桑原社長は「大学の有する知的資源を生かして、さまざまな共同研究を通じて共に地域課題の解決を進めるものと期待する」とあいさつ。
本山学長は、同大学はデータサイエンスで全国トップクラスの領域も有するとし、「地元の企業と連携してデータを活用しながら、連携強化や和歌山県の人材育成に貢献していきたい」と話した。