春の交安運動始まる ゲスト迎え街頭啓発

2024年「春の全国交通安全運動」が6~15日の10日間で実施されるのに先立ち、和歌山県内各地で5日、ゲストを迎えての街頭啓発活動が行われた。

県内の運動は県、交通事故をなくする県民運動推進協議会が主催。運動の重点には、①こどもが安全に通行できる道路交通環境の確保と安全な横断方法の実践②歩行者優先意識の徹底と「思いやり・ゆずり合い」運転の励行③自転車・電動キックボード等利用時のヘルメット着用と交通ルールの順守――の3点を掲げている。

午前9時から県庁正面玄関前広場で街頭啓発出発式を行い、県交通安全協会、県交通指導員会連絡協議会、県交通安全母の会連絡協議会をはじめ関係団体の代表らが出席した。

市立砂山小学校の新1年生が交通ルールの順守などの宣言を行い、岸本周平知事が交通安全教材の冊子を贈った。和歌山放送は、障害のある人も安全に道路を横断できるよう、音の出る信号機を県警に寄贈した。

和歌山市内は3警察署の管内でそれぞれ街頭啓発を行い、ゲストに地域密着型アイドルグループ「Fun×Fam」のメンバー4人が登場。和歌山西署管内の城前広場では、タレントのやのぱんさんとのトークに続いて自転車の交通安全などをテーマに講話を行い、事故の減少に向けて市民の協力を呼びかけた。

街頭啓発で交通安全を呼びかけるFun×Famのメンバー(城前広場)

街頭啓発で交通安全を呼びかけるFun×Famのメンバー(城前広場)