秋篠宮ご夫妻来県 「みどりの愛護」のつどい
6月1日に和歌山市で県内初開催となる第35回全国「みどりの愛護」のつどいに、秋篠宮皇嗣ご夫妻が出席される。10日、宮内庁が発表した。公式行事の出席に伴うご夫妻の来県は、2015年10月の紀の国わかやま国体以来、9年ぶり。皇嗣となられてからは初めて。
全国「みどりの愛護」のつどいは、全国の公園緑地などの愛護団体、地域の緑化や緑の保全活動を行う団体などが一堂に集い、都市緑化の意識の高揚を図り、緑豊かで潤いのある住みよい環境づくりを推進することを目的に、1990年から開催。一昨年は奈良県、昨年は福岡県で開かれた。
和歌山市でのつどいは、国土交通省と県、市が主催し、実行委員会を組織して運営する。「みどりの愛護」功労者の表彰や活動事例の紹介などを行う式典を和歌山城ホール、記念植樹を和歌山城公園で予定し、約1000人が出席する。
秋篠宮ご夫妻は5月31日に県内に入られ、全国「みどりの愛護」のつどいの他、県内各地の視察を予定している。
秋篠宮ご夫妻の来県にあたり岸本周平知事は「両殿下の御臨席を賜りますことは、誠に光栄であり、日頃から地域の緑化を通じて、美しいまちづくりに取り組んでいただいている皆さまの大きな励みになるものと考えています」と歓迎の談話を発表した。