珠算1級に満点合格 山東小6年の岡﨑さん
和歌山市大河内の大河内珠算会に所属する市立山東小学校6年の岡﨑結加さん(12)は、日本商工会議所主催の第230回珠算能力検定1級試験で満点合格した。全国で6883人が受験し、満点合格者は28人。10日、同市西汀丁の和歌山商工会議所で表彰式が行われた。
年に3回実施している珠算能力検定は、かけ算20問、わり算20問、みとり算(足し算と引き算)10問を30分で解く。
岡﨑さんは小学1年生でそろばんを始め、3年生で1級に合格。4年生から満点を目指して検定を受け、6回目の挑戦で達成した。
式では田中一壽専務理事が岡﨑さんに表彰状と盾を手渡し、功績をたたえた。
岡﨑さんは検定終了後「練習でミスが多いわり算はできたが、みとり算があやしいかも」と思っていたそうで、満点達成を聞いた瞬間、「うそーっ」と驚き喜んだという。
そろばんの魅力は「数字が合った時のうれしさ」だと言い、将来の夢は「洋服に係わる仕事がしたい」とにっこり。 学校では生徒会長を務めているという岡﨑さんは現在、珠算準3段、暗算2段を取得している。今後も段位アップを目指し、練習を続けていくという。