吹上、宮北が県大会へ 和歌山市消防操法大会

第28回和歌山市消防操法大会が12日、同市加太の県消防学校で行われ、市消防団の11分団が消防器具の操作の速さや正確性などを競った。吹上が優勝、宮北が準優勝、四箇郷が3位となり、上位2分団は7月28日に同校で開かれる県大会への出場権を獲得した。

大会には、宮北、芦原、吹上、高松、雑賀、四箇郷、岡崎、西脇、松江、楠見、山口の計11分団がそれぞれ4人のチームで出場した。

開会式では尾花正啓市長が「訓練の成果を十分に発揮してほしい。地域の防災リーダーとして活躍を期待している」とメッセージを寄せ、来賓の戸田正人市議会議長は祝辞で、消防団の活動に敬意と感謝を述べた。

競技では、団員が小型ポンプにホースを接続する作業や、丸めたホースを手に約50㍍を走り、延長する作業など、火災現場さながらに、機敏で緊張感のある活動を披露した。

優勝の吹上、準優勝の宮北の出場選手は次の皆さん。

【吹上】榎本千夏▽田中大智▽川端康寛▽田端育司

【宮北】岡澤利彦▽平松和也▽今西正人▽有松大介

小型ポンプなどの基本技術を競う消防団員ら

小型ポンプなどの基本技術を競う消防団員ら