和歌山Aが3位 全国スポ少剣道交流大会

 東日本大震災復興支援 「とどけようスポーツの力を東北へ!」 第34回全国スポーツ少年団剣道交流大会がこのほど、 山梨県の小瀬スポーツ公園武道館で開かれた。 団体戦には48チームが参加し、 和歌山A (和歌山市選抜) が3位に輝いた。 ベスト4以上は第30回大会ぶり、 11回目となる。

 大会には各都道府県の代表チームが参戦。 和歌山はリーグ戦で神奈川、 熊本を破り全勝。 決勝トーナメントに進出した。

 トーナメントでは初戦の岡山を5―0、 2回戦の大阪を3―2で下し、 準決勝まで駒を進めた。

 準決勝の山梨戦は、 先鋒の新谷が面を決めて2本勝ちを収めたが、 続く次鋒、 中堅、 副将が敗退。 大将の小田が2本勝ちで意地を見せたが、 決勝進出はならなかった。

 西山監督は 「優勝は逃したが3位という立派な成績を収められた。 これからも彼らを応援していきたい」 と話した。 先鋒の新谷は 「みんなで力を合わせてつかんだ3位。 僕の誇りです」、 次鋒の松本は 「優勝できなかったのは悔しいけど3位はすごいこと。 このチームで全国大会に出場できたことがうれしい」 と語った。

 中堅の松下は 「小学校最後の試合で思い切りできた。 中学校でもう一度日本一を目指したい」 とし、 副将の西出は 「チームワークで取った3位はとてもうれしい。 中学校になっても頑張りたい」 と話した。

 大将の小田は 「次こそは 『日本一』 と新たな気持ちで初心を忘れず頑張りたい。 たくさんの人に感謝します」 と話した。
 和歌山Aの選手は次の皆さん。

  〔和歌山A〕 監督=西山直人▽選手=新谷剛史、 松本彩那、 松下聖、 西出美波、 小田宗治