ぶらくり丁でマルシェ 家族連れにぎわう
70の飲食や雑貨店が一堂に集まる「すきわか楽遊マルシェ」が23日、和歌山市のぶらくり丁と中ぶらくり丁商店街で開かれ、雨が降る中、多くの人でにぎわった。主催は市内でマーケットを開催し、まちおこしに取り組む「すきわかマーケット」と「楽遊マルシェ」。
商店街には飲食、ハンドメードアクセサリー、雑貨、リラクゼーション、キッチンカーなどが並んだ他、能登半島チャリティー物産市として、能登名産品の塩サイダーやとりみそ、チャンピオンカレーなどを販売。また、雨の森陶遊の会(海南市)による「和歌山城耐震工事のチャリティー陶器市」もあった。
ステージでは、市内のよさこいチーム「げんごろう」と、泉佐野市の「六花」による総踊り「やっぱ紀州」がにぎやかにオープニングを飾り、キッズダンス、音楽ライブ、マジックショーなど多彩なパフォーマンスで会場を盛り上げた。
同商店街近くに住む70代の夫婦は「久しぶりにこんなにたくさんの人が歩くぶらくり丁を見た。まるで昔にタイムスリップしたみたいでうれしい。珍しいものがいっぱいあるのでゆっくり見てたくさん買い物をしたい」と笑顔だった。すきわかマーケットの冨田覚代表(64)は「たくさんの人から『次はいつやるん?』と声をかけていただいた。ことし中にもう一度このイベントを開きたい。ぶらくり丁がにぎわうよう少しでも役に立てればうれしい」と話した。
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