永年在職の和歌山市議表彰 山本氏、芝本氏

和歌山市は27日、市議会議員の永年在職表彰を行い、在職25年の山本宏一議員(69)=創和クラブ=と在職20年の芝本和己議員(55)=同=に表彰状が贈られた。

10年以上在職した市議を対象に、在職年数5年ごとに行っている表彰。山本氏、芝本氏は市役所市長室を訪れ、尾花正啓市長が2人に表彰状を手渡し、「市政発展、市民の福祉向上に尽力し、激動の時代の中で市を長く支えていただている」と感謝した。

山本氏は1999年4月に初当選し、現在7期目。議長や議会運営委員長などを歴任している。25年の議員活動について、特に公共施設のバリアフリー化、ヘルプマークの推進など、誰もが安心して暮らせるまちづくりに取り組んできたと振り返り、「応援していただいた有権者のおかげ。議員活動は市民福祉の実現が目的であり、今後も取り組んでいきたい」と語った。

芝本氏は2003年4月に初当選し、現在6期目。副議長や総務委員長などを歴任している。介護老人保健施設に勤務経験があり、福祉分野などを中心に議員活動に取り組んできた。20年の節目の表彰について、「支えていただいた支援者に感謝している。福祉の専門職の経験や知識を生かし、これからも一層精進していく」と話した。

 

尾花市長(中央)から表彰を受けた山本市議(左隣)と芝本市議(右隣)
尾花市長(中央)から表彰を受けた山本市議(左隣)と芝本市議(右隣)