不正を許さない政治に全力 「みどりの愛護」のつどいに出席
6月1日、秋篠宮皇嗣同妃両殿下御臨席のもと、第35回全国「みどりの愛護」のつどい式典、記念植樹が、和歌山市内で開催され、出席をさせていただきました。
このイベントは、5月4日を「みどりの日」として制定した趣旨を踏まえて、全国の緑地等の愛護団体、河川の愛護や道路の愛護活動に取り組む団体などが一堂に集うイベントで、1990年から、国土交通省と開催地自治体の主催により開催されており、和歌山県内の開催は初めてのことでした。
式典では、「みどりの愛護」活動事例の紹介や、功労者の方々への国土交通大臣表彰、知事表彰などが行われました。式典終了後には、和歌山城公園で記念植樹が行われました。自然とのつながりや緑の大切さを広く伝え、緑の保全・育成に向けた機運醸成に大きく貢献する素晴らしいイベントでした。
その前日、5月31日には、斉藤国交大臣が和歌山市内の視察に訪れ、和歌山市の尾花市長らとともに、和歌山城ホール、和歌山信愛大学、本町公園、和歌山市民図書館等を訪れ、施設関係者や学生の方々との意見交換を行いました。
和歌山信愛大学は、まちなかにある4つの小中学校を統廃合したことにより生み出された公的不動産を活用し、新たに専門性の高い分野の5つの大学を誘致した中のひとつ。学生・職員あわせて約2200人がまちなかに通学・通勤することになり、地域活性化に向けた取り組みの一環として成果を上げている事業です。
6月6日には、毎年恒例の和歌山県主催「令和7年度国の施策及び予算に関する重点要望に係る説明会」が開かれ、教育、子ども・子育て支援拡充等を含む多岐に渡る内容について、岸本知事より、現状と課題をご説明いただき、意見交換しました。
これからも、和歌山県の皆さまのお役に立てるよう、国会、地方議員のネットワークを活かし、現場のお声に寄り添い政策として実現ができるよう、スピード感を持って仕事をしてまいります。
さて、今国会の最重要テーマであります「政治とカネ」を巡る問題の対策として、政治資金規正法の改正案が、6月6日の衆議院本会議で、自民、公明の与党両党と一部野党の賛成多数で可決、参院に送付されました。
改正案は、議員の責任・罰則の強化と、政治資金の透明性向上が柱となっており、議員の責任・罰則の強化では、会計責任者だけでなく政治家も責任を負う、「連座制」の強化を盛り込みました。その他、パーティー券購入者の公開基準額を「5万円超」に引き下げること。「政策活動費」の透明性を高めるために、第三者機関を設置し政策活動費の支出に関する監査のあり方を含めて検討することなどが盛りこまれています。
公明党は、2024年を「令和の政治改革元年」と銘打ち、1月18日には「公明党政治改革ビジョン」を打ち出し、可決した法律案には、最終的に公明党が示した内容のほぼ全てが含まれる形となりました。
公明党は、国民の皆さまの政治に対する信頼回復のため、清潔な政治、不正を許さない政治の実現に、これからも全力で取り組んでまいります。