五島選手が個人V 全国大学・実業団相撲大会
「第60回記念全国選抜大学・実業団対抗相撲和歌山大会」(和歌山県相撲連盟主催)が、和歌山市有田屋町の県営相撲競技場であり、個人戦では、箕島高校出身の五島雅治選手(拓殖大学4年)が3回目の出場で初優勝。団体戦では和歌山県庁が3位だった。(写真は主催者提供)
個人戦では、大学生48人、実業団40人、社会人5人の計93人がトーナメント形式で争った。五島選手は準々決勝を押し出し、準決勝を下手投げで制すと、決勝も得意の押し出しを決めて優勝をつかんだ。県庁の宮崎麗選手と沢田日出夫選手は8強、同じく県庁の片村敬也選手は16強入りだった。
団体戦は3人制で、県庁、松源など10実業団と日本大学、拓殖大学など10大学が出場した。各チーム3戦ずつの予選を行い、実業団と大学の各上位4チームが決勝トーナメントに進んだ。4大会ぶり15回目の優勝を目指した県庁は予選を全勝し、実業団1位として決勝トーナメントに進出。準々決勝で近畿大学を2―1で下して4強入りを果たした。準決勝では金沢学院大学に0―3で敗れた。松源は予選で1勝2敗、実業団5位となり決勝トーナメント進出を逃した。