ヨット競技の迫力描く 高校総体ポスター原画表彰

2024年度全国高校総合体育大会ヨット競技大会のポスター原画の表彰式が11日、和歌山市六十谷の市立和歌山高校(竹内伸之校長)であり、ともに同校デザイン表現科3年生の段ゆりかさんが最優秀賞、西岡南智さんが優秀賞に輝いた。

全国高校総合体育大会ヨット競技大会は、34年度まで県での開催が決まっている。

ポスター原画は、県内の高校、特別支援学校から募集し、今回10作品の応募があった。

最優秀賞に選ばれた段さんは体調不良のため表彰式には欠席となり、優秀賞の西岡さんが、全国高校総合体育大会ヨット競技大会和歌山県実行委員会の窪田光利事務局長から賞状と副賞を受け取った。

西岡さんは、昨年の夏に原画を制作。アクリルガッシュで、海面から波しぶきが上がり、ヨットに乗る人物の力強さが表現されている。

西岡さんは「ヨット競技のことを調べて描きました。人物が強調されるように描き、バランスを合わせてこいでいる姿とその迫力を表現しました。賞を受けて驚きました」と話した。

最優秀賞に選ばれた段さんのポスターは、全国の高校体育連盟、ヨット部のある高校、市内の中学、県内の高校に掲示される予定で、同大会のプログラムに使われる。

 

優秀賞に選ばれた西岡さん㊨
優秀賞に選ばれた西岡さん㊨