海の魅力発見ツアー 小学5・6年生募集

昨年の開催の様子(海と日本プロジェクトin和歌山県提供)
昨年の開催の様子(海と日本プロジェクトin和歌山県提供)

海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる活動を行う、一般社団法人海と日本プロジェクトin和歌山県は9月21~22日の1泊2日で串本町で行われる「紀南の海が未来を変える わかやま海守り隊2024」に参加する県内の小学5、6年生を募集している。応募締め切りは8月23日。

日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で実施するもの。「わかやま海守り隊」は2017年にスタート。和歌山市の和歌浦や加太、田辺市、白浜町、串本町を会場に、海が抱える問題や身近な海で起きていることを自分事として考え、グループで「宣言」をする活動を行っている。

ことしは串本町で実施。海の生態系や水産資源の現状についての体験と学びを通して、問題点や解決すべきことなどを探っていく。

MC(プロジェクトリーダー)は、第1回から担当し今回8回目となる、よしもと和歌山県住みます芸人のわんだーらんどとミュージカル女優の柳橋さやかさん。当日の模様はテレビ和歌山の番組で放送予定となっている。またウェブ、SNSでも使用される予定。

21日の行程は、午前7時15分にJR和歌山駅東口に集合。バスで串本海中公園に向かい、10時半に到着予定。串本の海の現状や課題、県内の水産業の現状、養殖技術の必要性を学習する。午後3時半からは、宿泊先の潮岬青少年の家で串本の海水での塩作り体験。夕食後にグループディスカッションを行い、「宣言制作」の事前学習をする。

22日は、午前9時から串本の海で珍魚釣り体験。自然や海、温暖化などの課題についても学ぶ。串本海中公園に移動し、海中の生き物を観察した後、海を守るためのグループごとの代表宣言を制作し、2日間の思いを発表する。

午後4時45分にバスで帰路に就き、JR和歌山駅東口に8時に到着の予定となっている。

参加費は無料。希望者は海と日本プロジェクトin和歌山県のホームページ内応募フォームから。募集人数は20人。応募多数の場合は抽選となり、当選者のみに30日に電話連絡がある。

保護者は同伴せず、子ども1人で参加する。集合・解散場所のJR和歌山駅東口には保護者が送迎する。

問い合わせは、一般社団法人海と日本プロジェクトin和歌山県(テレビ和歌山内、℡073・455・5721、平日午前10時~午後6時)。