障害者が働きやすい場に 雇用支援月間で啓発

グッズを配って啓発する職員ら
グッズを配って啓発する職員ら

毎年9月の「障害者雇用支援月間」に合わせ、和歌山県と和歌山市は2日、同市のJR和歌山駅前と南海和歌山市駅前で啓発活動を行い、駅利用者らに障害者雇用への理解を呼びかけた。

県身体障害者連盟、市身体障害者連盟、県障害児者父母の会連合、行政機関などの職員ら約30人が参加。就労継続支援事業所で作成されたマグネットやアクリルたわしなどのグッズを配った。

JR和歌山駅前で啓発グッズを受け取った有田市の50代女性は「職場に障害者雇用の人がいる。このような活動で多くの人が理解を深めて働きやすい環境が整ってほしい」と話し、県労働政策課の水本樹主事(23)は「事業主だけでなく、幅広く県民に障害者雇用について知ってもらい、障害者が働きやすい環境にしたい」と話していた。