悲惨な事故なくしたい 秋の交通安全運動スタート
秋の全国交通安全運動の初日となった21日、和歌山北署は和歌山市ふじと台のイオンモール和歌山センタールーフ広場で街頭啓発を実施。同署員、交通安全協会和歌山北支部、和歌山北地区交通指導員会ら約50人がポケットティッシュなどを配布し、施設利用者に交通安全を呼びかけた。
白バイやパトカーの展示、和歌山大学吹奏楽団の演奏、日本自動車連盟(JAF)和歌山支部の「子ども免許証」の発行などもあった。
白バイとパトカーに乗った紀の川市に住む双子の瀧本大翔ちゃん(2)と陽翔ちゃんは「白バイとかパトカーとか、かっこよくて楽しかった」と笑顔。母親の由貴さん(35)は「展示や演奏は子どもが喜ぶ。多くの人の目につくし、交通安全の意識が高まると思う」と話した。
同署の講初勝仁交通課長は「取り締まりをさらに強化推進し、悲惨な交通事故を減らしていきたい」と話した。
30日までの期間中は、県内各地で啓発運動を展開。反射材用品等の着用推進や安全な横断方法の実践等による歩行者の交通事故防止など、3点を重点項目に呼びかける。