地域福祉向上へ協力を 赤い羽共同募金始まる

駅利用者らに協力を呼びかけた
駅利用者らに協力を呼びかけた

「赤い羽根共同募金運動」が全国で一斉に始まった1日、和歌山県共同募金会らが和歌山市のJR和歌山駅で街頭募金を行った。

同会、日本福祉用具供給協会近畿支部和歌山県ブロック、市民生委員・児童委員協議会宮北支部らの約30人が参加。募金箱を手に寄付を募ったりポケットティッシュを配ったりし、募金への協力を呼びかけた。

運動はことしで78回目。期間は3月31日まで。寄付金は地域の福祉活動や災害時の支援に充てられる。同会によると、昨年度の合計募金額は1億1736万4275円だった。本年度は1億3282万200円を目指し募金活動を実施する。

県共同募金会の大山茂常務理事は「地域の福祉サービスを充実させるため、今後も募金に協力してくれるとありがたい」と話した。

同協会の浜垣英司和歌山ブロック長は「社会福祉のため、募金への協力とともに、福祉用具についても知ってもらいたい」と話した。