選挙違反取締本部を設置 県警が1600人態勢で


看板を設置する同課の職員
看板を設置する同課の職員

15日公示、27日投開票の第50回衆議院議員総選挙に向け、和歌山県警本部は10日、県警本部と県内の12警察署に選挙違反取締本部を設置し、本格的な取り締まりを始めた。

人員体制は県警本部が野本靖之本部長以下211人、各署は署長以下1395人。

同日、和歌山市の県警本部では、捜査第二課の職員が同課入り口前に看板を掲げた。

同課の福嶋亮太次席は「不偏不党かつ厳正公平な立場を堅持して、選挙違反取り締まりに当たっていく」と話した。

同課によると、9日までに報告されている警告などはなく、前回の第49回では、文書掲示に対する警告が8件、ビラの配布で1件があり、詐偽投票で1件検挙した。