つながり絶やさない社会へ 赤い羽共同募金
1日に全国一斉にスタートした「赤い羽根共同募金運動」のキックオフセレモニーが11日、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で行われた。社会福祉法人県共同募金会の大桑弘嗣会長、和歌山市共同募金委員会の石井太郎会長、県社会福祉協議会の中村茂常務理事らが出席し、募金活動への協力を呼びかけた。
運動はことしで78回目を迎え、全国共通テーマは「つながりをたやさない社会づくり~あなたは一人じゃない~」。来年3月31日までの期間中、県内では1億3282万200円を目標金額に設定し運動を行う。昨年度は1億1736万4275円の寄付金が集まった。寄付金は地域の福祉活動や災害時の支援金に充てられる。
大桑会長は「今まで以上に地域のつながりを大切にしながら、みんなで力を合わせ多様化する福祉課題を解決していくことが重要。県民の皆さまの信頼と期待に応えるため、より一層努力してまいりますので、さらなるご支援、ご協力を申し上げます」とあいさつした。