幅跳びで五輪目指す 森木選手が全国制覇報告

岸本知事(左から3人目)、森木選手(同4人目)、中屋会長(同2人目)、細峪副町長(同1人目)、森木選手の両親
岸本知事(左から3人目)、森木選手(同4人目)、中屋会長(同2人目)、細峪副町長(同1人目)、森木選手の両親

「第40回全国小学生陸上競技交流大会」で優勝した野上小学校6年生の森木香湖選手(12)は5日、和歌山県庁に岸本周平知事を訪ね、全国制覇を報告した。

森木選手は紀美野町の陸上クラブのかみACに所属。女子コンバインドB種目(走り幅跳びとジャベリックボール投げの混成)で、各都道府県予選を勝ち抜いた47人の頂点に立った。

羽の付いた約140㌘のロケット型のボールを投げて飛距離を競うジャベリックボール投げでは自己ベストを更新する52㍍09で全体3位。走り幅跳びは4㍍40で全体5位と大舞台で安定した記録を出し、総合成績で優勝した。

この日、森木選手、のかみAC創設者の中屋多加志会長(67)、紀美野町の細峪康則副町長、森木選手の両親が訪問した。

森木選手は「中学、高校では幅跳びをメインに練習し、将来は秦澄美鈴選手みたいなオリンピック選手になりたい」と今後の意気込みを述べ、ジャベリックボールの投げ方も披露した。

岸本知事は「おめでとうございます」と伝え、「オリンピアンになるぞと思わない人はなれない」「好きなことを一生懸命やって突き詰めて」と激励した。