和歌山市給食無償化に寄付 南海土地、今川商店
不動産業の南海土地㈱と関連会社の㈱今川商店(いずれも和歌山市吉田、今川幸藏社長)は20日、和歌山市の学校給食無償化の取り組みに対し各100万円、計200万円の寄付を行った。
南海土地は12月で創立100周年を迎え、記念の地域貢献事業として今回の寄付を決めた。
両社への感謝状の贈呈式が同日、市役所市長室で行われ、同社から今川社長、今川雄貴常務、市側は尾花正啓市長、阿形博司市教育長らが出席。尾花市長が今川社長から寄付目録を受け取り、感謝状を手渡した。
今川社長は、愛知県出身の創業者が和歌山市の気候風土を気に入り、この地で事業を起こした経緯を紹介。「和歌山への感謝と貢献のためには、教育・子育てが大事だと考え、給食費無償化に寄付をさせていただいた。小学生の元気な声が聞こえてくるのを楽しみにしている」と話し、尾花市長は「子どもたちへの熱い思いを受け止め、大切に使わせていただく。子どもたちにより良い給食を提供したい」と感謝した。