夜空彩るランタン マリーナシティで幻想的に

ゆっくりと舞い上がるランタン
ゆっくりと舞い上がるランタン

明かりをともしたランタンを夜空に浮かべる「ランタンフェスティバル」が11月30日、和歌山市毛見の和歌山マリーナシティ内ポルトヨーロッパで開かれ、幻想的な光景が広がった。

同施設で開催中の光の祭典「フェスタ・ルーチェ」内のイベントとして、ことしも実施。午後8時ごろ、来場者は音楽に合わせ、ピンクや緑などの明かりをともしたランタンを一斉に放った。

ランタンは風に乗ってゆらゆらと上空へ。参加者はヨーロッパ風の街並みを彩り、夜空に広がる光景をうっとりとした表情で見つめていた。

友人らと来場した同市の矢部なずなさん(16)は「イルミネーションもきれい。みんなでランタンを見ることができて最高の冬の思い出になった。夜のメリーゴーランドにも乗りたい」と笑顔だった。

ことしのフェスタ・ルーチェのテーマは「ビビッドクリスマス」。リニューアルしたプロジェクションマッピングや色が変化しながら鮮やかに輝く広場の巨大クリスマスツリーなど、まるでヨーロッパの街にいるような本場のクリスマスが楽しめる。

ランタンフェスは14日にも開かれる。