「歴史塗り替える」 JOC中学バレー県勢壮行会
大阪市で25日から開かれる「第38回JOCカップ全国都道府県対抗中学バレーボール大会」に出場する和歌山県代表選手の壮行会が1日、紀の川市粉河の粉河中学校であり、男女各12人の選手らが決意を新たにした。
代表は県内各地方の選抜選手から男女各25人程度の強化選手を選び、強化練習の後に決定した。男子は高身長の選手が多く、ブロックを起点に攻守に展開する。女子は攻守でバランスが良く、つなぎのバレーを武器とする。
大会は25~28日の4日間。Asueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)など同市内の4会場で開催。各都道府県の代表に開催地(大阪)の1チームを加えた男女各48チームで争われる。3チームによるグループ戦の後、各組の上位2チームが決勝トーナメント戦に進む。
グループ戦で男子は新潟、熊本、女子は茨城、沖縄と戦う。
壮行会で男子の南方日向主将(明和)は「過去最高成績のベスト8以上を目指し、歴史を塗り替えたいと思う。和歌山のユニホームを着られることに誇りを持つ」と決意した。
女子の古屋結里華主将(日高)は「12人がチーム一丸となって最後まで諦めずプレーする」「和歌山県選抜、全力で頑張ります」と意気込みを述べた。男女ともに決勝トーナメント進出を目標に挑む。
県バレーボール協会の東内敏幸会長は「練習の成果を存分に発揮して、大会では悔いのない試合を展開していただきたい」と激励した。
壮行会の後、来年度の強化選手を選ぶ練習会があり、県内の1、2年生、男子約40人、女子約100人が参加した。
県代表選手、スタッフは次の皆さん。
【男子】監督=金田五月▽コーチ=仲井義人、玉井雄基▽マネジャー=和佐昂哉▽アシスタント=中本朱▽主将=南方日向▽選手=中西琉粋(岩出第二)、南畑海斗(岩出)、出嶋誠士朗(高積)、大瀬琥太郎(南部)、柏木颯斗(同)、中畑遥翔(大成)、濱口滉大(南部)、野口友優(開智)、瀬藤成晴(高積)、水谷翔陽(富田)、奈良永遠(開智)
【女子】監督=中西リエ▽コーチ=荒井麻依子▽マネジャー=若野覚洋▽主将=古屋結里華▽選手=浦森結萌(印南)、宮本彩愛(岩出第二)、小西梨暖(信愛)、庄司ひより(上富田)、岩岡光(信愛)、岩﨑優月(南部)、松元亜恋(亀川)、鈴川唯月(耐久)、中西美結(信愛)、川瀬有紗(日高)、岸野優菜(城南)