参政の林元氏が出馬表明 来夏の参院選へ初名乗り

参院選への立候補を表明する林元氏
参院選への立候補を表明する林元氏

参政党は、来年夏の参院選和歌山選挙区に新人で訪問看護会社役員の林元政子氏(50)を擁立すると発表し、林元氏は26日、県庁内で記者会見を開いた。

林元氏は有田市出身、和歌山市在住。和歌山看護専門学校を卒業し、在宅医療を提供するNPO法人で看護師として勤務した後、訪問看護の事業所を立ち上げた。党では県連会長を務め、選挙は10月の衆院選で奈良1区から立候補したのに続き、2回目の挑戦となる。

会見で林元氏は「日本の現状は、お金による侵略と移民による侵略で、どんどん乗っ取られていくような強い危機感を持っている」と述べ、人口減に歯止めをかける経済対策や地方創生の必要性を訴えた。政策では、消費税の時限的な停止などの減税、積極財政を打ち出し、第1次産業従事者には所得補償を行うなどとしている。

来夏の参院選和歌山選挙区への出馬表明は林元氏が初めて。