県内志願者3012人 大学入学共通テスト始まる

問題用紙などの配布を待つ受験生
問題用紙などの配布を待つ受験生

2025年度大学入学共通テストが18日、全国一斉に始まった。和歌山県内では、和歌山市と紀の川市の4会場で試験が実施され、志願者は3012人で、前年度より103人少なかった。

19日までの日程で、初日は地理歴史・公民、国語、外国語(リスニング含む)、2日目は理科、数学、情報の試験が行われる。

今回は、学習指導要領改訂に伴い、高校で必修化がスタートしているプログラミングなどを問う「情報」を初めて実施。出題教科・科目も6教科30科目から7教科21科目に再編された。

試験会場の和歌山大学(和歌山市栄谷)では、緊張した面持ちの受験生らが続々と到着した。開始時間前に、監督者から注意事項の説明を受けた後、問題冊子や解答用紙などが配布された。開始の合図とともに、受験生は一斉に試験に臨んだ。

試験会場は同大の他、県立医科大学薬学部、近畿大学生物理工学部、県立向陽高校。体調不良などで受験できなかった場合は25、26日に追試験がある。