映画「オールドカー」上映 ジストシネマで

哀川翔主演の旧車をテーマにした映画「オールドカーてんとう虫のプロポーズ」が30日から6月12日まで、和歌山市松江のジストシネマ和歌山で公開される。1日には出演者らが舞台あいさつを行う。
同映画は、お笑い芸人あべこうじ初の監督作品。旧車を愛する源太が、亡くなった父親の遺志を継ぎ、息子と協力して旧車を新車のような状態まで修復することで、家族のすれ違いや喪失感に立ち向かう姿を描いたヒューマンドラマ。
ハコスカ(1968年に日産が発売した箱型ボディの3代目スカイライン)や、58~70年に生産された愛称が「てんとう虫」のスバル360、トヨタ「スプリンタートレノ」(AE86)などオールドカーが家族の絆や過去の思い出、そして愛情を象徴する存在として、物語の中で重要な役割を果たしている。
主人公の源太を哀川、妻を鈴木砂羽が演じ、新原泰佑、暁月ななみ、片山右京、天野浩成、中林登生、熊田曜子、ひょっこりはん、池田倫太朗、西岡德馬、泉ピン子が共演。元「AKB48」の柏木由紀が主題歌を担当している。
舞台あいさつは1日午後4時半からの上映後で、暁月さん、熊田さん、プロデューサーの松田和亜紀さんが登壇する。
問い合わせは同館(℡073・480・5800)。